早期リタイアして海外に住むという選択

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「日本は俺にせますぎる」
将来は金を貯めて、早期退職でもして、海外に住みたいなぁ。なんて考えている人は、どうでしょう、きっとたくさんいるんじゃないでしょうか。
いや、いるにちがいない。かくいう私もそうです。というか、そうでした。
現状ではとりあえず、さきだつ金もないので、無理ですが、何あきらめたわけではありません。
一発当てて、大金を手にしたら、海外にて優雅に暮らしたい。そんな夢をいだいていたりします。(ほうっておいてください。夢を見るのは自由なのですから)
そんな、あるかもしれない将来のために、まずどうすればいいのか。
メモがわりといいましょうか。とりあえず覚え書きていどに、まとめておきたいと思って、この記事を書いています。
といってもあくまで草稿に過ぎず、かなり適当に書いていくので、くれぐれも鵜呑みにはしないでください。本気で実行しようと考えている方は、専門書をひもとくのがいいに決まっています。

 

「移住する国」
まずはこれを決めなければなりません。
漠然と海外に住みたい、といったところで、世界は広いです。絞り込んでいきましょう。
単純に、自分が好きな国を挙げてみます。

 

  1. イギリス。理由……ビートルズを始めとした英国ロックが好きで、ずっと聞いてきたので、思春期のころより、勝手に親近感をいだいていた。
  2.  アメリカ(ロサンゼルスかニューヨーク)理由……ハリウッド映画が好きで、よく観ていたので、アメリカンなおおらかなライフスタイルに憧れをもっている。
  3.  東南アジアのどっか理由……なんかイメージとしてはパッとしない感じもあるけれど、実際に住んでみると、食べ物はおいしい、人はやさしい、何より物価が安い。なんて話をよく聞くので。

と、まあ3つの国を挙げてみました。それぞれくわしくみていきましょう。

 

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まずひとつ目のイギリスですけども、どうでしょう? 英国、と漢字で書くと、なにやらエレガントな、知的な国という印象がありますが、じっさい住むとなると。
うーん。実はあまりいい噂は聞きません。
税金が高かったり、変人が多かったり、人種差別もありそうです。
それによく聞く英国ロックの歌詞の内容をみると、ワーキング・クラスの悲哀というんでしょうか、不平不満をのべたものが多く、庶民の生活は苦しいことが推測されます。
天候に関しても、霧の街ロンドンというくらいですから、一年をとおして曇ってばかりというイメージがあって、いかにも寒そうです。
そうした天気が続くと、もともと鬱の気がある私など、さらに悪化しかねないリスクがありますね。
というわけで、単に英国ロックが好きだから、という理由だけで移住するというのは、あまりに短絡的であり、現実的な考えとはいえませんね。
……。却下です。

 

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ふたつ目はアメリカ、サンフランスコかニューヨークのどちらか。
やはり映画の印象でしょう。何事にもおおらかで、明るく楽しそう。街も最先端なものであふれ、知的好奇心を満たしてくれそうですよね。
そんな憧れが乗じて、最近ではYouTubeでアメリカ在住のユーチュバーのあげている動画をよく観ているのですが、思うことはまず、物価が高いということでした。
日本でも有名な定食屋である大戸屋などは、かつては庶民のための食堂という印象がありましたがアメリカでは高級路線でせめているようで、値段は約3倍ほどもするという高騰っぷり。
ということは他のレストランでも大差はないでしょう。
家賃も高く、ニューヨークは、ワンルームでは安いところでも1800ドルから、単純に一ドル百円で換算してみても18万円から。サンフランシスコにいたっては2500から3000ドルが相場ということで、何をトチ狂ってんだレベルです。
すでにこの時点で候補地からは外れてしまいました。
低所得者の私が住めるレベルではありません。
といわけでアメリカも当然、却下です。

 

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そう。物価。何よりもそれを第一に考えなければなりませんでした。
貯金が底をついてしまったら、何をすることもできなくなるのですから。
そう考えると、必然的に三っつ目の東南アジア方面に目を向けざるを得なくなります。
たとえば調べてみると、タイではなんと日本円で、家賃こみで月10万円も出せば、なかなかぜいたくな暮らしができるといいます。
フィリンピンやマレーシアなども破格の値段で、良い暮らしができるということで、実際、早期リタイアされた方や、フリーランスをしている若者など日本から移住している人も多いようです。
で、たとえばそうした方の書いたブログなどを見ても、食事がおいしく、物価も安く、周囲の住人も日本人にたいし優しくせっしてくれるということで、なかなか快適に過ごしているようす。日本人によるコミュニティもあるといいますし。
と、ここまで好条件がそろえば、ほぼここで決まりといっていいでしょう。
なんとなくですけど、タイ、ベトナムあたりが、いいのかなという気がします。

 

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「あとは事務処理があるのみ」
というわけで、行く国は決まりました。
では移住するためには、まず何をすればいいのでしょう。
いきなり日本の自宅や人間関係などを整理して、さあ移住というのは、あまりにリスキーなので、お試し期間といいましょうか、二、三ヶ月ほど、短期で滞在して、水が合うかどうか、確かめてみるのが良いでしょうね。
そこでやっていけそうだと、手応えを感じたら、その後、本格的に移住に向けて動きだせばいいわけです。

 

さてそうした下準備を経て、ついに移住が決まりました。
あとはもう機械的にするべきことを片付けて、全てが済んだら、日本とおさらばです。
新しい国での生活を楽しんでください。

 

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「だがしかし……(物言い)」
といったところで締めようと思ったのですが。
ええ、ここからまあ、オチというやつです。
これはあくまで、五体満足。健康体であれば、っていうのが大前提としてあるわけです。
病気と無縁であれば、楽しい生活がおくれるだろう、という話なわけです。
実際私、以前にこのブログでも書いたのですが、一本の奥歯にひびがはいりまして。
幸い抜歯はまぬがれたものの、深いひびで、飲食時はもちろん、普通にしててもジンジンと痛みがあって。治療が終わるまで難儀したわけです。
もしこれが海外先で起こったら、と考えると、かなり大変だったろうなと。
何しろ歯一本でこれですから、もっと深刻な病気になったら、と考えるとぞっとしてしまいます。
言葉もうまく通じないなかでの治療。ちゃんとした医療設備が整っているのかもわかりませんし、そもそも医者を信用できるかどうか。万が一外科手術が必要だなんてことになったら、とてもじゃないけど、安心して身を任せそうにはありません。
そもそも治療費がどれくらいになるのか、とか考えだすと、心配事はきりがありません。

 

「まとめ」
というわけで、結局私の場合は、色々面倒なことがあっても、日本にいるほうがマシだろうという結論に落ち着いてしまいました。
まぁ、移住をする人は、こんな風にぐだぐだと考える以前に、即行動にうつしてしまうものなんでしょうけど……。
以上ですっ!